MHF絶賛休止中の某ハンターの、二次元ライフやらリアルライフやら徒然と。

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赤のレポート:赤ヌコと焼き魚の物語

ある日、我々はとある情報を持って、
赤ヌコ氏のもとを訪れた。


「赤ヌコさん、アポなしで申し訳ないんですが、
 今お時間よろしいですか?」


mhf_20120420_230311_209.jpg

「俺様の自伝が出版されるだって?」


「いえ、そんなことは言ってません。それはデマですね」





ちょっぴりしょげた様子の赤ヌコを無視して、
我々は問題の件について話を切り出した。


「実は、赤ヌコさんに黄金魚のお知り合いがいらっしゃると聞きまして」

「ほぅ。どこで聞いたんだ?」

「いえいえ、すごく有名になってるじゃないですか」


そう。

現在、巷では赤ヌコのコスプレが大流行しているのだ。

その中には、よく黄金魚の形をしたライトボウガンを担いでいる人がいる。
どうやら、そのスタイルは、
「赤いねこと金のさかな」という物語をモチーフにしているらしい。


「一体どうして、この話が有名になったのか。
 そして、赤ヌコさんと黄金魚さんの詳しいお話も含めて、
 ぜひ、我々が取材させていただこうかと思いまして・・・」


すると、どうだろう。
いつでも自信たっぷりの赤ヌコが、
この日は急に、何かをごまかすような挙動不審ぶりを見せた。


イメージ1031


「あれ? おかしいな。汗が止まらない・・・」

「大丈夫ですか、赤ヌコさん? 着ぐるみ脱いだらどうですか?」

「ちょ、ばっ・・・! こりゃ着ぐるみじゃねえよ! 俺ヌコだし!」


ようやく、落ち着いた赤ヌコは、
やがてぽつりぽつりと昔話を始めた。


「そう、そうなんだよ。
 俺には知り合いの黄金魚がいてな・・・」


──その黄金魚とは高地の水辺で知り合ったのだそうだ。
どこの釣り場だったのかは定かではない。


そこで見事な黄金魚を釣り上げたものの、
モノスゴイ形相で睨みつけられた赤ヌコはたじたじとなり、


「お、お前みたいなちっぽけな魚、ややや焼いて食う価値もないんだにゃ!」


と、いつもの赤ヌコ氏とはまた違った口調で虚勢を張って、
また水の中へ帰してやったのだそうだ。


「実際のところ、俺は魚よりも肉派なんだ」

「それはどうでもいいです。続けてください」


──ある時、PS地雷の分際で、無謀にもソロで密林へ出かけた赤ヌコ氏。
そこを数匹のコンガに囲まれて危うしとなった。
ババコンガでなくコンガ、というところがいかにも地雷。


そこへ、例の黄金魚が颯爽と現れた…らしい。


mhf_20120418_235736_058.jpg


「そりゃあもう、すごかったぜ。
 ただの魚じゃなかったよ、あの頃から」

「ふむふむ。でも密林ですよね?」

「そうだ・・・。
 どこまでも執拗に追ってくるコンガ。
 奴らから逃げ出すのに、密林の崖も登ったし洞窟にも入った。
 しかしまぁ、あの黄金魚、水場もないのにいきなり現れてだな。
 水鉄砲とか体当たりで・・・そう、主に体当たりだったな。
 まるでハンマーか何かみたいな力強さだったぜ・・・」

「それはすごいですね」

「そうなんだ。狩人珠スキルの鈍器殴打術つけてもああは行かないぜ・・・」


黄金魚はその時、何と言ったかというと、
「かつて逃がしてもらったお礼だ」と告げたらしい。

その義理堅さに胸を打たれたリロ…赤ヌコ氏は、
彼を友とすることを決意したのだそうだ。


「俺ちょっと小悪魔的な容貌が災いして、友達が少なかったからな・・・」

「小悪魔じゃなくて悪魔ですし・・・性格も災いしてますよね、おそらく」

「何か言った?」

「いえ全然何も」


彼らは夢を語り合った。
赤ヌコの夢は、万年金欠ハンターの地位を脱し、
裸ソロでラージャンを狩れるぐらいのプロハンターになること。


「手伝おうか? 俺、結構強いよ?」


黄金魚は、そう言ったのだという。


そんなわけで、二人は仲良く手を取り合って(?)、
火山に潜む黒き怪物、ラージャンに挑んだのだった。


イメージ1033
「裸・・・ですよね?」
「裸だった。間違いない」


そして、ラージャンを怒り状態にもっていったところで、
二人の友情と結束は確かなものとなった。
ラージャンもそんな二人の友情に感動し、「沈黙は金」という名言を残し──


「ちょっと待って下さい」

「なんだ?」

「怒り状態のラージャンですよ? そんな理性ありますか?
 てか、そもそも言葉を発さないですよね?」

「・・・まぁそこは、動物同士の何か、こう、な。あるんだよ」

「あと、『金』はラージャンの姿として納得できますが、
 どこから『沈黙』というワードが出てきたんですか?」

「・・・ちょ、ちょっと待って」


あたふた、がさごそ、赤ヌコはテーブルの陰で手荷物を探っている。


「何隠してるんですか!」

「あ、いや、そこはらめぇ~・・・!!」


妙な声色を使って止められたが、無視して持ち物を取り上げた。
それは一冊の本だった。

タイトルは、「赤いねこと金のさかな」──


「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・えっと」

「言い訳はいいです」

「・・・申し訳ない。今では反省している」


赤ヌコと赤いねこ。

どうも、我々の思い込みが事の発端だったようだ。

そもそも、赤ヌコがリスペクトされコスプレーヤーが生まれるほどの人気者であるはずがなかったのだ。


これは広場の受付嬢、ミズキさんのオリジナル作品らしい。
その絵本化にあたって、クエストの依頼を受けたハンターたちが、
赤ねこと黄金魚のコスプレを始めたのが、流行の走りだったようだ。


余談ではあるが、童話の中の赤いねこと赤ヌコにも共通点はある。
見栄っ張りの嘘つきなところとか…(┐_┐)


「いや、違うんだ。俺、ほんとにいたんだよ? 黄金魚の知り合い」

「その肩に乗っかってるのは、流行に便乗したライトボウガンですよね?」

「まぁ、これはそうだけどなw
 でも本当にいたんだよ。これは嘘じゃない」

「その方は今、どうされてるんです?」


事実、二人は裸()ラージャンを試みたらしい。


イメージ1036


何度も力尽きた。
そして、ついに赤ヌコは気力、体力ともに限界を迎えた。


「おま、途中で諦めんの?
 有言実行っつーかさ、最後までやり抜くのがカッコイイと思うけど?」


黄金魚の叱咤激励は、疲れ切った赤ヌコの癇に障った。


そして──


「そして、どうなったんですか?」

「フッ・・・
 火山で焼いて食ったったw


取材班は凍りついたように固まってしまった。


「あ、これはくれぐれも、オフレコでお願いね(エωエ)ニヤー


赤ヌコはそう締めくくると、軽やかな足取りで去っていった。
彼が嘘をついたのかどうか、今となっては、
我々に確かめる術はない──


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コメント
直木賞ものの文才に全俺が腹筋崩壊した

とか言って直木賞とかよくわかんないです
2012/04/21(土) 21:31 | URL | まろ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
> 直木賞ものの文才に全俺が腹筋崩壊した
>
> とか言って直木賞とかよくわかんないです

ありがとう!ありがとう!

私も直木賞なんてよくわからな(ry
2012/04/22(日) 01:23 | URL | リロイ #-[ 編集]
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Author:リロイ
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・鬼武者Soul:因幡・伯耆:梧深道(休止中)
・艦これ:タウイタウイ泊地(休止中)
・モンスト:Leroy
・Minecraft
・Twitter→@leroy1212s
・ニコニコ動画・アニメ視聴者。趣味は偏りがある
・何か作ることも稀にある


◎好きなもの
酒・女・ヌコ(ただし猫記事はない)・アニメ(偏食家)・ゲーム(最近はモンスト・マイクラ)・MMD(基本見る側)

◎嫌いなもの
しいたけ(美味しくない)・納豆(吐き出す)・ゴーヤ(食べない)・ネット上での暴言(言わずもがな)

※リキ、サザーランド、アリスは
MHFマイトレのブタどもの名。
MHF休止中の現在、ご無沙汰である。

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